【きょう1日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』321

これ、〝オバQ効果〟というやつか。
田代富雄巡回打撃コーチが交流戦から試合中にベンチ入りするや、DeNA打線がにわかに活気づいた。

「打席に入る前、打ってこい! って田代さんに言われたんです。
期待に応えられてよかった」

そう話していたのは、5月27日のオリックス戦で貴重な中押しタイムリーを打った大和だ。
実は、一昨年の交流戦・日本ハム戦でも、大和は田代コーチの一言のおかげでヒーローとなっている。

6-6の同点だった9回1死二塁、打席に向かう大和に田代コーチが「お腹がすいたからこの回で決めてくれ」。
この一言で肩の力が抜け、左中間へ運んだ打球がサヨナラ二塁打となったという。

今年66歳と首脳陣最年長の田代コーチだが、親子ほども年齢の離れた選手を乗せ、結果を出させる指導力は健在。
久しぶりに、田代さんを主人公にした長編ノンフィクション『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』(講談社)を書いたころを思い出しました。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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