ベイスターズ〈YDB 10th ANNIVERSARYシリーズ〉初戦黒星●⚾️

投手・高崎、捕手・黒羽根、打者・乙坂によるセレモニアルピッチ

きょうからのハマスタのDeNA-中日3連戦、〈YDB 10th ANNIVERSARY〉 と銘打って行われる。
今年は2012年にDeNAがTBSから球団を買収して10周年、様々な記念のイベントを企画して盛り上げようというわけ。

試合前には、DeNA球団として迎えたシーズン1年目の12年、開幕バッテリーを務めた投手・高崎健太郎さん、黒羽根利規氏さんが登場。
グラウンド上でのインタビューで当時の思い出を語ったあと、この年の新人だった乙坂智を相手にセレモニアルピッチを披露しました。

高崎さんは「久しぶりで緊張して足が震えましたが、気持ちよく、低めの真っ直ぐを投げられたので自分では満足しています」と、まるでルーキーのような初々しさを感じさせるコメント。
その真っ直ぐを受け止めた黒羽根さんも、「高崎さんがしっかりとミットめがけて投げてくれたのに、緊張してしまって、うまくキャッチングができなかったのが反省点です」と、少々恐縮の体だった。

たぶん、スター選手とは言えなかったこの2人が、記念すべき〝DeNA最初の開幕バッテリー〟だったという事実を覚えていたファンは、そんなに多くはなかったに違いない。
そういう埋もれた事実を拾い出し、改めて現在のファンに印象づけたという意味で、このセレモニアルピッチは粋で温かみのある演出だったと思う。

始球式には10周年と関係あるのかどうかわからないけど、ジャニーズのアイドルで横浜出身の元NEWS・手越祐也がマウンドに上がった。
始球式は「人生初登板」だったそうで、ワンバウンド投球でスタンドの笑いを誘っていました。

しかし、肝心の試合はDeNAの先発・大貫が4回ももたず、五回までに0-5とされる一方的な展開。
ラミレス監督最終年の昨季から4番に固定されていた佐野を、約1年半ぶりに3番に回し、オースティンを4番に据えた打線の組み替えも実らず、5連敗。

三浦監督は試合後、「大貫は立ち上がりからストライクが入らず、毎回ランナーを背負っては(ストライク)ゾーンの甘いところにいってしまった」と残念そうにコメント。
伊藤光のソロ本塁打一発に終わった打線に関しても、「ランナーを貯めてからのタイムリーが出なかった」と、結果をそのまま振り返るしかなかった。

明日の第2戦には中畑清さん、ラミレスさんと、DeNAの初代と二代目の監督がハマスタにお目見えする。
お二方に精一杯盛り上げてもらって10周年記念シリーズに快勝! といってほしいところです。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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