自粛生活と悪玉コレステロールの関係

大丸堂のそば肉玉、これで約620円(送料込み)は超おトク!

きょうは2カ月に一度の通院と血液検査の日で、慈恵医大病院の糖尿病内科へ足を運んできました。
いつもは朝8時に採血し、9時半前には診断を受けられるんだけど、大型連休明けのためか患者さんが多く、やっと診察室に呼ばれたのは10時ごろ。

こちらの顔を見た担当医H先生の第一声が、「連休中は結構、食べたり飲んだりする機会が多かったですか?」。
そう言いながら目の前に出された血液検査の結果を見ると、悪玉コレステロール(HDL-C)の値が、前回3月5日の92から124に上がっていた。

悪玉の上限値は139だから問題はないんだけれど、それでもH先生が「おや?」と思うほど上がっていたのも確か。
大型連休中を振り返ると、旅行も帰省も中止、都内の店も軒並み休業中だから、部屋でボッチ飲みせざるを得ず。

ひとりだと、どうしても酔うのが早く、酒量も減る。
それはいいとして、ひとりでアタリメや冷奴をアテに飲むのも味気なく、せめてつまみだけでも旅行気分、帰省した気分を味わおうと、あちこちの馴染みの店からお取り寄せしたんですよね。

広島ならやっぱりお好み焼きで、小中高の同級生が経営しているお好み村〈大丸堂〉のそば肉玉(画像上)。
一挙12人前を送料込みの7430円で送ってもらい、3日と空けずにバクバク食べておりました。

地鶏屋修ちゃんの地鶏モモ焼き1710円(送料込み)

次に、宮崎には〈地鶏屋修ちゃん〉の地鶏モモ焼きを4人前オーダー。
こちらも送料込みで6840円、一人前1710円と実にリーズナブルで、この店の大ファンである郷里と大学の先輩、広島OBのKさんも「ワシも頼もう」と言っていたほど。

もちろん、どちらも焼き立てをいただくに越したことはないし、似たような料理ならテイクアウトでお持ち帰りできないこともない。
しかし、そういうのはしょせん「似たような料理」であって、歯応え、舌触り、それに何と言ってもニオイが全然違うんですよ。

しかし、こういうこってりした料理は当然、コレステロール値も非常に高い。
コロナ禍と緊急事態宣言のおかげで、ついつい〝自宅居酒屋〟の料理の栄養価が高くなり、〝自粛太り〟している人も多いんじゃないでしょうか。

野球の取材で外へ出た5日も、神宮からの帰りが寒かったから、フラフラとラーメン屋に寄ってしまった。
最近、飯田橋駅前にできた〈京都ラーメン森井〉の味、結構僕の好みに合ってるもので。

京都熟成醤油ラーメン全部乗せ・ネギ多め980円

ところで、きょうの診察の終了間際、H先生から「自転車や日頃の運動は続けてくださいよ」とアドバイス。
「いま身体を動かさなくなったら、コレステロール値がドーンと上がる可能性もあるから」とのことでした。

自粛中でもうまいものは食べたい、となるとコレステロール値が上がるのは避けられない、それを抑え込むには運動するしかない。
大体、たまには外で汗をかかないと、鬱状態になってしまう。

だから、運動と健康維持のための外出は「不要不急の外出」には当たらない、とA先生は思う。
俺、間違ってないよな?

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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