僕がハマスタへ全力疾走した理由⚾️🏃💦

試合前のDeNAのフリー打撃、背番号76は田代巡回打撃コーチ

きょうのハマスタのDeNA-阪神戦取材、三浦監督の試合前リモート囲みに遅刻しそうになり、のっけから大汗をかいた。
デーゲームの場合、この囲み取材はいつも朝10時過ぎに行われるのだが、これは球場に到着していることが参加の条件で、間に合わせるには東京駅で朝9時3分発の大船行きに乗らなければならない。

ところが、今朝はすんでのところでこの電車を逃してしまった。
次の便は9時8分発蒲田止まりのため、ハマスタ最寄の関内まで行くには、13分発の磯子行きに乗るしかない。

この便の関内到着時刻は9時59分で、DeNAの広報担当からメールでお知らせのあった囲み取材の開始時刻は10時5分。
この僅か6分の間に、関内駅からハマスタの記者席に辿り着く必要がある。

それぐらいなら楽勝で間に合うだろう、と思われるかもしれませんが、コロナ禍の最近は、まず検温、次に荷物検査、さらに健康チェックシートに要点を記入して提出し、受付カウンターの来場名簿にも記帳しなきゃいけないんですよ。
それらを全部済ませて記者席の自分の席に腰を下ろせたのが、囲み取材開始1分前の10時4分、実際に取材が始まったのが10分。

そこで三浦監督が何を言ったか…ということは個人Blogには書けないので、悪しからずご了承ください。
このあとに行われた前日先発囲み、ピープルズの取材も面白かったので、いずれは仕事の原稿で中身を書こうと思っています。

試合開始直前、ふとグラウンドを見たら、始球式を務めるご高齢の方がベイスターズのユニホームを着てマウンドに立ち、ノーバウンドでボールを投げている。
どこかで見た顔だなあ、と思ったら、製菓会社の老舗〈ありあけハーバー〉の藤木久三・取締役会長だと背後の記者に教えられた。

DeNAロメロ(右)、阪神ロハス・ジュニアの初対決は二ゴロ併殺

さて、きょうの試合の注目点は、ともに来日初出場となったDeNAの先発投手ロメロ、阪神の6番・右翼でスタメンに入ったロハス・ジュニア。
片やロメロがアメリカでエンジェルス・大谷と投げ合った投手なら、片やロハス・ジュニアは昨季韓国プロ野球で本塁打と打点の二冠王、打率も3割4分5厘でもう少しで三冠王だった、という実績の持ち主なんである。

しかし、ふたりともまだ調整不足だったのか、ロメロは5回6安打4失点で負け投手となり、初登板初先発を初勝利で飾れず。
一方、ロハス・ジュニアも4打数無安打、2三振1併殺と精彩を欠いた。

そうした中、阪神・佐藤輝は四回に先制タイムリー、直後のその裏にはDeNA・牧がいったん同点に追いつく7号ソロ本塁打と、両チームの新人はふたりとも相変わらずよく頑張っています。
来週の東スポの『赤ペン!!』はやっぱりこのルーキーたちで書こうかな。

きょうの観衆は15720人
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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