帰省は断念😢、検査は陰性🦠、チャリは続行🚴‍♂️

にしたんクリニックから届いたPCR検査キット

今年はGW後半、1年半ぶりに広島県竹原市の実家へ帰る予定を立てていたが、またしても断念せざるを得なかった。
ただし、キャンセルしたのは3回目の緊急事態宣言の前、まだまん延防止等重点措置が発出されていた最中である。

4月半ば、「そろそろ、たまにはこっちへ帰ってきて、お互いの顔を見ながら話をせんか」と言ってきたのは父親のほうだった。
毎日発表される東京の新型コロナウイルス新規感染者の増加数がやや鈍っていたころで、帰郷はこちらとしても望むところだったから、さっそくスケジュールを調整し、飛行機のチケットを手配した。

その矢先、変異株の影響か、新規感染者数がふたたび増加傾向に入り、また父親のほうから「やはり見合わせたほうがええ」という連絡が入った。
わが故郷も関東首都圏からの人の流入には警戒感を強めている折、ときには病院に通わなければならない親としては、当然の判断だろう。

実は、僕のほうから「ホンマに帰ってもええんか?」と念押しの電話をしようとした矢先だっただけに、親のほうから「やっぱりやめてくれ」と言われたときは、正直、ホッとした。
息子のこっちから帰省の自粛を持ちかけて、受話器の向こう側で両親にガッカリされたら、言うべき言葉がなくなるから。

いったん購入したJALの飛行機代は全額払い戻しとなった。
通常はキャンセル料を取られるが、「まん延防止等重点措置」の施行中はこれを廃する措置が取られているとは、このとき初めて知った。

唯一、若干〝損失〟が出たのが、航空券にヒモ付けされていたPCR検査の料金。
JALでは航空券を購入すると、搭乗前に2000円か2500マイルで唾液検査を受けることができ、にしたんクリニックから検査キットが送られてくる。

ただし、航空券をキャンセルした場合、こちらの料金は払い戻しされず、検査を受けようとしたら追加料金1万2000円余を払わなければならない、ということになっていた。
が、これについても電話で問い合わせたら、払い戻しはされないものの、追加料金を払わなくても検査だけは受けられるようになっている、という。

ちなみに、2000円は非常に格安で、巨人が報道陣に対して行っている検査料金1980円とほとんど変わらない。
そこで、せっかくだからと23日に唾液を入れたカプセルを返送したら、指定の210円より安い120円で済み、翌日には検査結果の通知が来た。

検査結果通知書

最近は球場通いが続いていて、電車や記者席やスタンドなど、密な空間にいることが多かったから、ちょっぴりホッとしました。
ただ、ウチの親はこんな通知書ぐらいじゃ実家に入れてくれないだろうけどね、そういう用心深いところはまだまだしっかりしてるから。

なお、きょうは球場へ行かず、「不要不急」でない所用のためにロードバイクでお出かけ。
先の日曜、アレックス・モールトンがパンクして走れなかったぶんまで走ろう、と思ったんですが、走行距離は54.4㎞といつもより1〜2㎞増えたぐらいでした。

平日の荒川河川敷は人影もまばら
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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