今年は予定通り開幕できてよかったと、ハマスタでシミジミ思う⚾️

試合前のセレモニーでは打ち上げ花火連発

開幕2カード目の今週は、先週からの流れでDeNAの本拠地開幕戦を取材に来ております。
三浦監督と選手が勢揃いした中、打ち上げ花火が連発されるハマスタ独特のセレモニーを見ていて、今年は予定通り開幕できてよかったなあ、とシミジミ思いました。

とっくの昔にこういう演出に胸躍らせるようなトシではなくなってるんですが、コロナ禍の影響で延期された去年の開幕戦が脳裡をよぎったから。
あの6月19日、ハマスタではDeNA、広島と両チームの選手がグラウンド上に整列し、医療従事者の方々に拍手を送るというセレモニーが行われた。

しかし、雨の降りしきる中、拍手の音だけが無観客のスタンドに響き渡る光景には、何とも言えないうら寂しさが漂っていたものです。
今年はその点、上限1万人で歓声が禁じられているとはいえ、選手が好プレーを見せるたびにお客さんから温かな拍手が送られている。

やっぱり、これがスタジアムだよ、スポーツをやる空間だよ。
とは、感染者数が全国的に増加に転じている折、なかなか大っぴらには言いにくいけれど。

大貫は本拠地開幕登板で好投

さて、試合はDeNA三浦監督が本拠地開幕に指名し、「きょうは大活躍してほしい」と言って送り出した大貫が好投。
ヤクルト・塩見にこそソロ本塁打を打たれたものの、失点はこれだけで、7回を5安打1失点に抑える堂々たるピッチングだった。

ところが、4-1と3点リードの八回からリリーフした中継ぎ陣が大乱調。
登板3試合目の石田が自らの四球がらみでピンチを広げ、元ベイスターズ・内川のタイムリーで2点差に詰め寄られる。

さらに、三浦監督が2死一・二塁で復活しつつあると評判の山﨑康を注ぎ込んだら、これがまた裏目。
塩見、代打・内川に2打者連続二塁打を浴び、たちまち3失点で4-5と逆転されてしまった。

九回、先頭の桑原から始まったDeNA打線はヤクルトの抑え・石山から2安打して粘るも、あと1本が出ず。
試合後のテレビインタビューに臨んだ三浦監督は「悔しいです」と言葉を絞り出した。

「大貫はしっかり投げてくれたんですが、ウチの勝ちパターンを引っ繰り返されたのは残念に思います。
最後は粘ったけれども、結果、勝たないといけませんからね」

DeNAはこれで3敗1引き分けとなり、開幕4試合目でセ・リーグ単独最下位に転落。
明日の予告先発、僕がキャンプ中に東スポ『赤ペン!!』で取り上げたドラフト1位新人・入江に期待したい。


スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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