【きょう3日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』297

2021年、球春到来!
ということで、今年もまた、キャンプ初日のきのうから連載のカットをニューバージョンに変更しました。

ここ2年、金髪スタイルの写真を使っていたので、久々にアッシュグレーにカムバックし、すっかり広くなったおでこも丸出し。
この大変な時代に、いいトシをしてなんつーアホヅラをしているのか、と思われるかもしれません。

しかし、こういう時代だからこそ、あえてあっけらかんと野球の話を綴っていきたい、というのがA先生の考え。
まあね、厳しい現実を見つめることも必要だけど、だからと言って、きのうの朝、サンマリンスタジアム宮崎の写真をカットにしたらどうでしょう?

どんなに真面目な内容の記事でも、これは読んでみたい! とはなかなか思ってもらえないんじゃないでしょうか。
というわけで、本日の東スポにはA先生ならではの〝明るい未来〟に向けた記事が掲載されています。

「現役時代の斎藤雅樹を思い出しますね。
そんな雰囲気を感じませんか」

巨人キャンプの初日、ブルペンでドラフト1位・平内龍太の投球練習を見ている最中、そう話しかけてくる旧知の関係者がいた。
なるほど、そう言われれば、背番号11を付けた平内の体格は、同じ11を背負っていた「平成の大エース」斎藤に何となく似ている。

平内は185㎝・90㎏で、現役時代の斎藤は181㎝・90㎏。
背番号11は、斎藤が2001年に引退してのち、斎藤よりもスリムな久保が継承し、その後、上原や山口なども付けたが、いずれも長続きせず。

そうした変遷を経て、斎藤の引退からちょうど20年後の今年、最も斎藤そっくりの体型を持つ新人・平内が11を受け継いだわけだ。
その平内の〝キャンプデビュー〟を、首脳陣もまた大いに盛り上げた。

この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!
それにしても、2021年版タイトルカットの評判やいかに?

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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