【きょう19日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』294

桑田氏の巨人復帰で、借金や原監督との確執はどうなった、次期監督は阿部二軍監督とのマッチレースか、というウワサ話がかまびすしい。
が、まず現時点で、私が桑田コーチに期待したいのは、練習と体調維持に関する徹底的な意識改革である。

私がこの仕事を始めた1988年、桑田は弱冠20歳にしてすでに先発の柱。
プロ意識の高さもベテラン並みで、日ごろからこう公言していた。

「1年だけ20勝しても、翌年ケガをして0勝だったら意味がないでしょう。
それより毎年10勝できる投手のほうが、チームにとっても価値があると思うし、僕はそういう投手になりたい」

桑田氏が師と仰ぐ藤田監督の時代、1990年には2桁勝利を挙げた投手を5人輩出したこともあった。
果たして、桑田投手コーチ補佐はあの投手王国を再現できるのか。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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