【きょう1日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』288

日本シリーズで巨人がソフトバンクに4連敗した途端、明くる日からマスコミを賑わせているのが今オフの戦力補強情報です。
とくに、エース菅野がポスティングシステムでメジャーリーグへ移籍する可能性が高いことから、投手の補強が急務。

スポーツ紙によれば、巨人はFA宣言を表明したDeNAの梶谷、井納の両取りを狙っている。
各紙のレイアウトはいつも井納より梶谷のほうが上で、見出しも大きい。

でも、これ、巨人の必要順位から言えば、逆じゃないかなあ。
現に、某セ・リーグ球団の編成担当はこんなことを言っていました。

「巨人は、国内FA権を取得したヤクルトの小川も狙っているようです。
はっきり言って、10勝したら10敗するピッチャーですけど、イニングは食えるし、1シーズンを通してローテを守れるし、使い勝手はいいから」

なお、「イニングは食える」というのは、「責任投球回数を投げてゲームメイクはできる」という意味。
この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、及び明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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