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巨人・原監督の「補強期限撤廃」発言が波紋を広げている。
通常は7月末、今季はコロナ特例で9月末だったトレードや外国人の補強期限を取っ払い、「一年中」必要な選手を取れるようにするべきと言い出したのだ。

一昔前だったら、巨人からこんな〝改革発言〟が飛び出すと、「身勝手で利己的」とマスコミや他球団のファンに批判された。
それでなくても、原監督の〝球界改革論〟はプロ野球OBの長老から若手に至るまで、いつもスルーされがちだ。

今年の初頭にぶち上げた「セ・リーグDH制導入論」もしかりである。
きのうもNHK-BS1『球辞苑 9番打者編』を観ていたら、最後にこの話題になって、名だたる球界の論客たちが反論。

「投げて守って、打って走ってと、全部やるのが野球じゃないですか」(桑田真澄氏)
「セ・リーグとパ・リーグ で、違う野球をやっているから、日本シリーズで戦う意味があると思うんですよね」(金子誠氏)

ところが、今回原監督が唱えた「補強期限撤廃」論には、他球団からも賛同する声が聞かれる。
何故かというと…この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、及び明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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