雨の夜空、神宮に白球が飛ぶ

試合前の国歌斉唱

きょうは今季2度目の神宮、2カード目のカープ戦取材でした。
午前中から結構な雨が降っていたので、きのうに続いて中止になるんじゃないかと思っていたけど、午後3時ごろにいったんやみ、いまのうちにやっちゃおうと?試合開始。

両チームの先発、ヤクルトのスアレス、広島のK・ジョンソンはどちらもピリッとせず。
初回、スアレスがいきなり先頭打者に四球を与えてあっさり1点を先制されれば、直後のその裏、カープのジョンソンも味方の失策もあり、簡単に2点取られて逆転を許してしまった。

そんな締まらないゲームの中、改めてこの球場のいいところを再発見、という収穫もありました。
それは、臨時記者席となっている2階ネット裏観客席の位置からだと、一・三塁側のファウルグラウンドにある両チームのブルペンがよく見えること。

四回途中から一・三塁側ともにブルペンの動きが慌ただしくなった

きょうはスアレスが3失点、ジョンソンが4失点した四回から両チームのリリーフ陣がブルペンで準備開始。
こういう動きを一望にできるのは神宮の記者席、観客席ならでは(西武の本拠地・メットライフドームもそうですが)で、記者やファン同士で様々な予想談義に花が咲く場面です。

と思っていたら、ポツポツ降っていた雨が、試合が成立した五回表終了時に土砂降りに。
試合が再開されたら時間が長くなるから、内心「あ~あ」と溜め息が出たけれど、無観客ナイターの降雨中断というのも、なかなか見られない幻想的な光景だったかもしれません。

カクテル光線にきらめくシャワーのような雨!

7時32分に中断した試合は38分後の8時30分に再開。
その後もスコアは動かず、結局4-3でヤクルトが逃げ切りました。

最後は九回2死一・三塁、途中出場の広島・高橋大がヤクルト・石山からレフト前へ抜けそうな当たりを打ったんだけどなあ。
ヤクルトのエスコバーがジャンプ一番、グラブの先っぽに収めて同点とはならず。

試合後は初めてヤクルト・高津監督、ヒーローとなった西浦のリモート囲み取材に参加。
みなさん、印象深いゲームをどうもありがとうございました。

きょうは風もきつくて、観客席に雨が吹き込んできたのには参ったけど。
…そんなこと言っちゃいけませんね😅。


スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』、WEDGE Infinity『赤坂英一の野球丸』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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