【明日7日AM8:00生出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』147

東京は寒いですね〜!
最高気温15℃、直射では軽く20℃を超える宮崎から東京へ帰ってきたら、午後4時で3.7℃、これを書いているいまはもう1.6℃、明日TBSからお迎えのおクルマが来る朝7時ごろは予想気温−1℃。

今週は、こういう2桁の気温差を吹き飛ばすような熱い熱いプロ野球の話題をお届けしたい!
と、意気込んではみたものの、果たしてどれだけ盛り上げられるか。

今年の宮崎、地元でも全国でも一番話題になっていたのは西武の松坂。
西武のキャンプ地・南郷は宮崎市から最も遠く、球場の場所も駅から約1.5ほど離れていて、例年はファンの出足もイマイチでした。

ところが、最近は油津駅を真っ赤に塗った〝カープ駅〟に変えた広島に倣い、南郷駅をブルーに染め、Lionsのロゴを入れた〝ライオンズ駅〟に改装。
駅前から球場へ無料のシャトルバスを運行し、多数のファンを動員することに成功している。

そんな球団の営業努力に歩調を合わせてか、松坂も4日目には投球練習をして見せ、話題作りに一役買った。
ソフトバンクや中日では最初のうち、報道陣をシャットアウトしてピッチングをしていたから、4日目に人前で投げた、というだけでかなりの変わりようです。

ただ、それが宮崎で最大の話題だった、というのはちょっと寂しい。
いまは無名でも、今年こそ一軍でチャンスを掴もうと必死になっている若者たちもいるんですから。

例えば、まだ育成選手ながら必死にアピールしている巨人の山川やモタ、ソフトバンクの尾形やリチャード…え、そんな選手知らない?
そう言われると困るんだけどな〜。 

ともかく、今週もよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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