東京スポーツ『赤ペン‼︎』216

プロ野球はきのうから後半戦に突入しました。
と言っても、すでに80試合以上消化していて、残りはもう60試合ちょっと。

しかも、セ・リーグは巨人、パ・リーグはソフトバンクが首位を独走中。
まだまだ諦めるほどのゲーム差でないとはいえ、追いかけているチームにとって非常に苦しいのは確か。

毎年のことだけれど、後半戦が面白くなるかどうかは、下位球団がどれだけ首位を食えるかにかかっている!
そこでA先生が注目しているのが、前半戦でセ・リーグタイ記録の16連敗を喫し、もっか最下位のヤクルト。

前半戦終了間際から上昇ムードに乗りつつある中、19歳の4番・村上とともに気を吐いているのが、ドラフト2位新人、「なかやまきんに君」こと中山翔太。
高校は履正社で山田哲の後輩、大学は法政でA先生の後輩でもあります(本人にとってはどうでもいい話だけど)。

後半戦はぜひこの中山を5番に固定して使ってもらいたい。
が、中山は外野手なので、青木だけは外せないから、バレンティンか雄平のどちらかがスタメンからあぶれてしまうことになる。

そのへん、小川監督や石井琢打撃コーチはどう考えているのか。
先日、神宮でじっくり聞いてきました。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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