56歳の誰でもできる健康法

この桜並木は近所の分譲マンションの敷地内にある。以前は大企業の社宅団地で、マンション新築とともに伐採される可能性もあったが、近隣住民の要望で残された

この画像は今朝、自宅からいつものように散歩に出かけ、近所のマンションの前を通りかかり、スマホで撮ったものです。
50代で毎朝の散歩を始めてから4年目、この桜を見るたびに、日に日に春の訪れが近くなることを感じる。

朝散歩を勧められたのは、きょうもマッサージしてもらった小守スポーツマッサージ療院のかかりつけのSトレーナー。
「朝ごはんの前に軽く汗ばむぐらいの運動をしたほうがいい」と言われ、最初はそんな面倒臭いことやってられるかと思いながら始めたところ、10分が15分、15分が20分、30分とだんだんハマってやめられなくなり、今日に至っている。

この時期の朝散歩のスタイルは、ケーパのジョギングウェア上下、アシックスかナイキのジョギングシューズ。
余計なストレスにならないよう、早く帰りたいときは15分程度で帰宅し、出張先だったり、どしゃ降りだったり、極端に寒い日だったりしたら、無理せずお休みとする。

散歩に出たら、必ず1日に1枚、スマホで撮った画像をSNS(Facebook、Twitter、Instagram)にアップし、「おはようございます」とフォロワーや友達のみなさんに呼びかける。
で、この画像に対するみなさんの反応にお答えすることが、翌日からも散歩を続ける励みになるわけです。

そういうルール(?)を自分に課し、ダラダラと続けているうち、はっきりと確かな効果を感じるようになった。
散歩で足を動かしていると、それまで寝ていた胃腸まで目覚めるのか、歩けば歩くほど空腹感を覚えるんですよ。

だから、散歩のあとは朝ごはんがうまい。
加えて、これが非常に大きいんだけれども、朝のお通じの際、形も硬さも実にいいウンコが出る(!)。

毎朝、ごはんをおいしく食べられること、いいウンコが出ることに勝る健康のバロメーターはない。
みなさん、朝起きたら、まず外に出て歩いてみましょう、ほんのちょっとの短い距離でもいいから。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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