WEDGE Infinity『赤坂英一の野球丸』148

この画像は2008年8月29日、フェンウェイパークのネット裏で後ろの席にいた観客の方に撮っていただきました。
ぼくの背後でセットポジションからの投球練習をしている投手が当時レッドソックスに在籍していた松坂大輔、ホームベースの後ろでしゃがんでいるのが正捕手だったバリテック。

このときはAERA(朝日新聞出版)の仕事でボストンに行き、松坂本人、夫人の柴田倫世さんにインタビュー。
無事に(でもなかったか)取材を終え、せっかくだからもう一日、市内観光でもして帰国しようかと思っていたら、松坂の登板が一日早まり、彼の招待席で観戦させてもらったのです。

ご覧のようにネット裏の前から2列目という超特等席で、NHK衛星放送の生中継にもバッチリ映っちゃった。
試合を見ている最中、「なんでそんなところにいるんですか?」と、当時中日にいた川相・元巨人二軍監督にメールをもらったのもいい思い出です。

このフェンウェイパーク、820試合という連続完売記録を誇っており、メジャーリーグで最もチケットの取りにくい球場でもある。
最近、わが広島カープのマツダスタジアムもだんだんこのフェンウェイパークみたいになってきましたね。

というわけで、今回のテーマは「カープの〝チケットバブル〟はいつまで続くのか、いつ弾けるのか」。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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