『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』(WOWOW)😉

Mission: Impossible – The Final Reckoning
169分 2025年 アメリカ=パラマウント・ピクチャーズ
日本配給:東和ピクチャーズ

きのう24日でとうとう63歳になってしまった。
自分ではそれほど老け込んだとは思っていないのだが、たまに鏡にくたびれた顔が映ると、さすがにトシ取ったなあ、と思うことが増えている。

そんな自分に元気を与えてくれるのが、今回無理矢理引っかけてBlogネタにした同じ63歳のトム・クルーズ。
人気シリーズ最終作にふさわしく、ポスター(画像上)にもなったクライマックスでは、どこまでがスタントマンでどこまでが本人か、どこまでが実写でどこまでがAIかわからないほど、手に汗握るアクションを見せてくれます。

ストーリーは前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)の後編で、意思を持って人類を核戦争に陥れようとするAI「それ」(エンティティー)と「それ」を操って世界を制覇しようとするガブリエル(イーサイ・モラレス)との対決が描かれる。
ただし、「それ」は序盤に声で出てくるだけなのでピンとこず、ガブリエルのキャラも第1作(1996)のジョン・ヴォイトや第3作(2006)のフィリップ・シーモア・ホフマンなどに比べると、悪役としての意外性や強烈さに乏しい。

もっとも、これはクルーズがあえて悪役の存在感を薄くして、そのぶん自分の活躍を目立たせようと考えて設定したのかもしれない。
実際、終盤の複葉機の上でのアクションになると、ハラハラしながら観ているうちに、クルーズが飛行機から谷底に落っこちないかとそればかり気になって、ガブリエルがどんな反撃を見せるかなどどうでもよくなってしまう。

エンディングではまだ続きがありそうな雰囲気を漂わせて終わっているが、よくある幕切れ寸前の予告編映像は無し。
それでも、70代に達してなおインディ・ジョーンズに挑戦したハリソン・フォードのように、クルーズもまだイーサン・ハントを演じるつもりらしい、とも伝えられている。

新作ができたら、やっぱり観ちゃうだろうなあ。
俺もクルーズを見習って、まだまだ老け込まないよう頑張りたいものだ。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
先頭に戻る