お母さんと同級生Tくんの思い出話Part2

メニューの黒板 今年はカキがなくて残念

24日は毎月恒例、照蓮寺の住職Tさんと行きつけの居酒屋〈道草〉で会食。
毎年、この時期は地物のカキ料理を楽しみにしているのだが、今年は養殖場の9割が死滅するという記録的不漁のため、メニューにありませんでした。

スズキ、ハマチ、アオリイカの刺し盛り

それでも旬の魚の刺し盛りは相変わらずの生きの良さ!
楽しく飲み食いしながら、ママさんも交えて地元のネタに花を咲かせました。

この店のご主人は僕の母親と同じ昭和13(1938)年生まれの86歳で、竹原高校の同級生だった。
現在はご高齢のため、店には出ておらず、ママさんを通して「自分のことを覚えているかどうか、一度お母さんに聞いてみてほしい」と頼まれた。

そこで、お見舞いにいただいたイチジクを片手に施設で面会した際、お母さんにTさんのことを尋ねてみたら、まだ覚えているという返事。
すでに認知症も始まっているのに、以外にはっきりと記憶していることにびっくりした、という経緯は10月8日付Blogに詳しく書いている。

24日にそうした経緯をママさんに報告したところ、Tさんご本人が登場!
まだまだお元気そうなご様子で、今度はイチジクを6個もいただきました。

せっかくだからと、2人並んでスマホで記念撮影。
一夜明けた25日、お母さんに面会してその写真を見せたら、「ああ、Tくんじゃ、わかるわかる」。

Tさんも高校時代から比べると、随分面変わりしているはずだけど、お母さんにはすぐにTさんとわかる特長があるのかな。
そんな異性の同級生、残念ながら僕にはいません。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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