《きょう4日アップ!》東スポWEB/【DeNA】宮﨑今季絶望 筒香先制適時打&東自責ゼロでも負け、ふたたび4位カープと1ゲーム差に…

マツダスタジアムのチケット売場

2日、DeNAがマツダスタジアムに乗り込んでカープと激突した3位争い3連戦の第1ラウンドは8-5でDeNAが先勝。
負ければ僅か1のゲーム差がなくなり、カープと同率3位で並ぶところだったが、ゲーム差を2に広げた。

と思ったら、きのうの第2ラウンドは、試合前に宮﨑が右膝十字靱帯損傷で登録抹消に。
肝心の試合も筒香が先制タイムリーを打ち、東が8回112球で自責0と力投しながら、京田の2失策が響いて1-2と競り負け、ゲーム差もまた2に逆戻り。

ベイスターズについては東スポに書いているから触れませんが、マツダへDeNA戦の取材に来るたびに気になっているのが、カープファンの盛り上がりの乏しさ。
3位に浮上してCSに進出できるかどうか、下克上の最後のチャンスだというのに、お客さんが少ない。

かつては当たり前のように3万人以上がつめかけていたスタンドに、第1戦は24,451人、第2戦は24,539人。
失速した7月の3連戦はもっとひどく、雨で史上最長2時間21分も中断した7月18日の試合など、引き分けが決まった夜10時過ぎ、お客さんはほとんど残っていなかった。

1963年に広島で生まれ育ち、75年の初優勝を鮮明に覚えていて、2016~18年の3連覇時代、カープにベタ付きしていたライターとしては何とも寂しい光景だった。
が、これも当然の成り行きかもしれない。

最後に優勝してから6年間でAクラスだったのは、新井監督就任1年目の23年1シーズンだけ。
24年にはレイノルズ、シャイナーと2人併せて本塁打1本という史上最低の助っ人を雇いながら、新外国人を獲得もせず。

勤続疲労の目立つベテラン、厳しいつばぜり合いの経験が乏しい若手で勝とうとするには、あまりにも分が悪いと、首脳陣も球団もわかっていたはずだ。
きのうの試合も、先発の大瀬良が7四球、打線も3盗塁死にサインミスとヘボ野球のオンパレード。

そんなカープを勝たせてしまうベイスターズにも問題はあるんですが…、
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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