《きょう19日アップ&発売!》東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』578/【長嶋さん哀悼秘話】V9時代はサイン無視の常習犯だったミスター 罰金回収のために見せた一世一代のパフォーマンスとは

先々週の10日、ドジャースの大谷翔平が珍しくロバーツ監督に叱責されていた。

1点を追う9回1死満塁でボール球に手を出し、空振り三振。
これを「絶対やってはいけない。確実に(ヒットを)打たなければならない場面だから」と批判されたのだ。

そこで思い出されるのが、長嶋茂雄さんも現役時代、同じような理由で川上哲治監督に叱責されていたことである。
無死三塁で長嶋さんが凡退したら、罰金を取られたケースもあったという。

長嶋さんが川上監督のサインや指示を無視し、罰金を取られた例は枚挙に暇がない。
そして、チーム内で貯まった罰金が数十万円まで達したある年、キャンプで〝歌合戦〟が開かれた。

宮崎の宿舎・甲南荘の大広間で選手が自慢の喉を披露。首脳陣が審査員となって、優勝者に賞金として罰金全額を与える催しだ。
そこで一計を案じた長嶋さんは…。

この続きはきょうの東スポWEB(当ホームページ右下のバナーからアクセスできます)、及び夕刊の東スポ、中京スポ、大スポ、明日以降の九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る