
長嶋茂雄さんはプロ1年目、打撃不振で〝ノイローゼ説〟を報じられたことがある。
いつも明るかったミスタープロ野球のイメージとはかけ離れている逸話だが、本当だ。
きっかけは、長嶋さんがデビュー戦で喫した4打席連続三振である。
1958年4月5日の本拠地・後楽園球場、国鉄(現ヤクルト)との開幕戦に3番・サードでスタメン出場し、エース金田正一の剛速球に手も足も出ず、4打席すべて三振に仕留められた。
長嶋さんは翌日の試合でも救援登板した金田に三振に抑えられ、5打席連続三振。
その次の対戦も金田を打てず、3試合連続無安打となった。
長嶋さんは当時珍しく「どうも自信がない」とコメント。
これが「三度までも金田に屈辱 長嶋どうやらノイローゼか」という見出し付きで新聞に報じられたのである。
ところが、それから43年たった2001年、私たち巨人担当記者がこの件を長嶋監督にぶつけてみると、驚きの答えが返ってきた。
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