神宮球場記者席からの眺めが劇的に変わった件🏟️

きょうは週末とあって大変な人出

きょうは神宮球場でヤクルト-DeNA戦の取材でした。
ベイスターズはここまで5連敗中で、きょうも負けて連敗が延びるようならしっかり取材しておかないと、という考えがあった半面、今年から変更された記者席からの眺めが気になったから。

4月12日のBlogにも書いた通り、神宮球場の記者席では今年から大幅な席替えが行われており、新しい席で取材したのはきょうが初めて。
席の位置が以前とそれほど、もしくはまったく変わっていない社もあるけれど、東スポはベンチの選手にこちらの顔が見えるほど三塁側寄りだったのが、今度は同じくらい一塁側の近くに移ったのだからえらい違い。

しかも、上と下にネット裏の広告看板がかぶっているので、視界が極端に狭くなった。
なんて書いたら悪いことばかりのようですが、投球を見る角度が以前とは逆になり、ややホームベース寄りに近づいたため、コースや変化はこちらのほうがよくわかる、という利点もある。

また、ここの記者席はセンターカメラが捉えた中継画像の画角に入りやすいため、真ん中あたりの席にいる記者は顔がバッチリ映ってしまう。
東スポの席はそこから外れているから、居眠りなどした顔をテレビ中継されないのも助かると言えば助かります(と、昨年までこの席を使用していた大手一般紙の記者も言っていました)。

さらに、これまでは目の前にあったネクストバッターズサークルで相手チームの打者ばかり見ていたのが、今後はヤクルトの打者を間近に見られるようになった。
とくに、昨年よりスリムになった村上が、ネクストで独特の間の取り方を繰り返すルーティンは一見の価値アリです。

ちなみに、きょうの五回、見逃し三振に打ち取られた村上が、球審の山口さんに何やら不満げにブツブツ言っている表情もよく見えた。
あ、ファンの方々はスタンドからご覧ください(ネット裏からであれば結構よく見えます)。

なお、試合は7-4でDeNAが逃げ切り、連敗を5でストップさせ、一夜で最下位から5位に浮上。
試合後、レフトスタンドに陣取ったファンと応援団は、きょう二軍の試合に出場した筒香の応援歌を熱唱していました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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