約1カ月ぶりの巨人戦取材はDeNAが一応快勝⚾☔

雨露が〝映える〟紫陽花

拙宅のある新宿区はきょう最高気温14℃と前日より13℃も下がり、きのうまでの真夏日とは打って変わった冷え込みようだった。
朝方から降り続く雨が、余計に寒さを募らせる。

逃げ場のないロッテ浦和球場のスタンドでジリジリと肌を焼かれたおとといから、本当に2日しかたっていないのだろうか。
この気候変動、何とかならないかと思うが、そもそも人間に何とかできるものなのか。

そんなことを考えながら、散歩がてら、近所のクリーニング屋まで出かけた折、ふと目に止まったのがこの紫陽花。
古来、雨が似合う花と言われているように、雨滴に濡れた紫陽花はとても美しい。

父が残した実家の紫陽花も、いまごろはきれいな花を咲かせているだろうか。
そんなことを考えながら、午後1時ごろ、久しぶりに東京ドームに向かった。

東京ドーム(きょう午後1時ごろ)

巨人の本拠地に来るのは4月29日の広島戦以来、約1カ月ぶり。
せっかくだから久しぶりに巨人の取材をしようと思い、ちょうどグラウンドに出てきた川相総合コーチをつかまえようとしたら、そこへ三塁側ベンチからDeNAの大田が巨体を現した。

大田が「早いですね」と川相コーチに声をかけ、川相コーチが「そっちこそ早過ぎるだろ」と返し、延々と長話が始まって、話しかけられなくなっちゃった。
まだ大田が巨人で将来を嘱望されながら二軍でくすぶっていたころ、手取り足取り、根気良く指導していたのが川相二軍監督。

当時の大田は川相流の小さく構えるフォームに変えてみたり、川相二軍監督に「もっと足を活かせ」と言われ、2011年にはイースタン・リーグ2位の28盗塁を記録したり。
その11年は東日本大震災が発生した3月11日夕方、川相二軍監督の見守る中、延々と森脇浩司内野守備コーチのノックを受けていた、なんてこともありました。

一方、DeNAの三浦監督は午後3時過ぎ、恒例の試合前囲み取材に対応。
おととい、ロッテ浦和球場の二軍戦に登板したバウアーの動画を見た印象を語り、次回登板は中5日で一軍の中日戦になると明かした。

三浦監督はさらに、中日3連戦の予告先発投手は26日がガゼルマン、27日がバウアー、28日が大貫と〝情報公開〟する気前のよさだった。
これもチームが好調だからこその余裕なのか、試合は6-3でDeNAが快勝。

投げては先発の平良が7回108球を投げて散発4安打の無失点に抑える好投を披露。
打っては初回に宮﨑の遊ゴロで1点を先制し、三回に関根や桑原のタイムリーで4点を追加すると、八回にも4番・牧のソロ本塁打でダメを押した。

九回にリリーフ陣の坂本、上茶谷が2本塁打を浴びて3点差に追い上げられた場面を除けば、ほぼ理想的な展開。
明日は巨人にももう少し元気のあるところを見せてほしいけどね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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