ハマスタはアツイよ⚾️🏟️☀️🥵

開場時間の午後4時、続々とお客さんが横浜スタジアム(ハマスタ)へ

いやあ、今夜のハマスタは盛り上がりましたね!
今やカープのエース九里に完投勝利を献上する手前だった八回裏、4番牧の逆転3ランでベイスターズが劇勝し、連敗を6でストップ。

九回表にクローザーの山﨑康が締め括ると、スタンドからは大歓声が上がって、こんなに熱いアツいハマスタは久しぶりだった。
…けど、きょうのネタはゲームじゃないんですよ、すみません。

きのうからのハマスタ取材、DeNA-広島3連戦は日を追うごとに真夏並みに気温が上がっている。
昼間の最高気温はきのうが27℃、きょうが29℃ときて、明日はついに30℃を超えるらしい。

以前もこのBlogに書いた通り、ハマスタではDeNAの試合前練習中、僕たち報道陣はいまだにグラウンドに降りることができず、スタンドから見ているしかない。
三浦監督はスタンドに上がってきて囲み取材に応じてくれるし、選手やコーチとフェンス越しに挨拶程度の会話を交わすこともできる。

しかし、練習時間のほとんどはスタンドで直射日光に晒されていなければならない。
練習を見られる場所には逃げ場となる日陰がまったくないため、体感温度はきのうもきょうもとっくに30℃を超えており、暑くて暑くてたまりません。

プロ野球記者にはサングラスをかけることを失礼と考える人も多く、かけないことが不文律になっている雰囲気もあるけれど、僕は今回から自主判断でスタンドではサングラスを着用。
もし外すよう誰かに言われたら、高齢記者の目を潰すつもりかと抗議したい、というより泣きつきたい。

一方、カープの練習時間になると、三塁側の屋根付きカメラマン席で練習を見ることができて、これが大助かり。
きょうはカメラマン席の前に新井監督がやってきて、育成選手の新人だった中村貴浩を支配手登録した理由について、詳しく答えてくれました。

ただ、記者にまだマスク着用が義務づけられているとはいえ、人数制限なしの密着状態で囲み取材をしている以上、もはや感染対策の体をなしているとはとても言えない。
今月8日に新型コロナウイルスが2類から5類に移行し、街中でも電車でもノーマスクの人が増えている中、プロ野球界の取材規制は世の中の趨勢に逆行しているように思う。

そうした中、西武は開幕からベルーナドームでの取材規制をほぼ撤廃し、コロナ前のようにグラウンドで取材できるようにしています。
ぜひ他球団もグラウンドでの取材を再開し、A先生のような高齢記者(と自分で何度も強調したくはないけど)を球場内で日陰に逃げられるようにしていただきたい、猛暑の夏が来る前に。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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