子供の日の佐々木ローキショー、1時間半で終了🏟️⚾️

球場正面の〝映える〟スポット

いや、ロッテ・佐々木朗希の人気はヒートアップする一方である。
今回は子供の日のきょう、先発登板することになり、ZOZOマリンスタジアムのチケットは完売。

A先生が球場に到着した午後2時半(メディア関係者の受付開始時間)には、4時の開場までまだ1時間半、6時の試合開始まで3時間半あるにもかかわらず、球場周辺はファンで大賑わい。
とくに長蛇の列ができていたのが、球場正面に飾られた佐々木朗希のポスターの前で、ファンが思い思いのポーズを取り、SNS用の写真を撮影していました。

隣のグッズショップも長蛇の列
行列のできていないキッチンカーも1台もない

ご覧のように、グッズショップやキッチンカーも、どこへ行っても行列また行列。
A先生はふだん、こういう列の後ろに並んでまで何かを買いたい、食べたいと思うことのまずないタイプなんですが、食べ物を持参していない以上、何か買わなきゃいけない。

そこで、いつもの〈帯広豚丼〉のキッチンカーに並んだところ、注文するまでに15分。
これならすぐに豚丼を受け取れるだろう、記者席に持って帰ってさっさと食べたら原稿を1本書こう、と考えていたら甘かった。

キッチンカーの右手に回って待つようにと店員に言われ、そちらへ足を向けたら、なんと注文用の列以上に長~い列。
この店は丼を作り置きせず、できたてを手渡しすることをモットーにしているせいか、行列に並んで待たされること40分! 注文までの時間と合わせると実に55分!

〈帯広豚丼〉のトントロ丼に温玉、野菜炒めをトッピングして1500円

やっとこさ胃袋に収めたトントロ丼は味もボリュームも納得だったけど、約1時間も待つほどだったかどうかは微妙。
おかげで試合前に原稿を書く時間がなくなっちゃったからね。

それでも、佐々木朗希がソフトバンク打線をノーヒットに抑え、今季最多の12三振を奪った投球はいつもながら見応えたっぷり。
試合が面白ければ、試合前の待ち時間の長さなんてあっという間に頭から吹き飛んでしまう。

と思っていたら、そのローキショーは五回まで、約1時間半で終了。
本人は広報を通して「球数が増えてしまい、長いイニングを投げることができませんでした」とコメントしていました。

89球だからもう少し投げられたような気もするけど、吉井監督は試合後、佐々木朗の右手にマメができたことが原因だったと証言。
去年と同じ箇所だったため、大事を取っての降板となったそうです。

ちなみに、スタンドを埋めた本日の観衆は2万9180人。
ひとりでこれだけのファンを集められるスター選手はなかなかいません。

次回のローキショーに期待しましょう!
なお、試合は0−0のまま、4時間24分のロングゲームの末、延長十二回引き分けとなりました

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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