【きょう4日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』423

スポーツ総合雑誌ナンバーの仕事で岡田彰布氏に話を聞いたのは、阪神の次期監督に内定したと報じられる約1カ月前、8月22日のことだった。
甲子園の近くのホテルのラウンジで、当日、その甲子園ではちょうど高校野球の決勝戦が行われていた。

「きょうは決勝やな。
仙台(育英)勝つわ、仙台強いわ」

のっけからこんな予言で始まったインタビューは約1時間。
終わる間際に、「また阪神の監督をするおつもりはないんですか」と聞くと、さすがにはっきりとは答えなかったものの、こんなコメントが返ってきた。

「非常にいまは、歯痒い気持ちで見てるのはあるね。
いや、いま強いよ、阪神、そら力ある、
いまセ・リーグで一番強いと思うわ。

間違いなしに、戦力的にはナンバーワンやね。
総合的にね、ピッチャー、野手見てね、なんで勝てんのやろなーと、思うな。
この何年かで一番強いよ、いまが」

再登板への意欲がヒシヒシと伝わってくるような熱いセリフだった。

この日のインタビューのテーマは「名監督論」。
しかし、岡田氏には理想とする名監督像がない。

「なんでかと言うと…」
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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