全府中野球倶楽部、JABA東京都クラブ秋季大会優勝⚾️

調整不足ながらも粘り強い投球を見せた永野

このBlog、しばらく更新をお休みしていましたが、そろそろ可能な範囲内で再開しようと思います。
きょうは千葉県柏市にあるJR東日本野球部の柏グラウンドへ、JABA東京都クラブ秋季大会の決勝、全府中野球倶楽部−THINK フィットネスGOLD’S GYMベースボールクラブの試合を取材に行ってきました。

この試合、もともとは18日(日)に組まれていて、予定通りだったら、きのう24日付Blogに記したような事情で、僕はまだ広島県竹原市の実家に詰めていなければならなかった。
それが台風によって2度も順延となり、きょうのような好天の下で試合が行われたことに、何か不思議な巡り合わせを感じないではいられません。

満を持してマウンドに上がった全府中の先発は、都市対抗や練習試合でインタビューを重ねている元ロッテの永野将司。
四回まではテンポのいい投球で1安打無失点に抑えていたが、3カ月も実戦登板から遠ざかっていたためか、徐々にボールが高めに浮き始め、3−0で迎えた五回、痛恨の同点3ランを浴びてしまった。

しかし、永野はここから粘って逆転を許さず、2番手の唐登功太郎につなぐと、打線が九回に勝ち越し点をもぎ取って1点差勝ち。
結果もさりながら、内容的にも非常に緊迫した好ゲームで、全府中の関係者と野球談義をしながら観戦している間、ここ数日の悲しみや気忙しさを忘れることもできました。

なお、この試合は関東連盟クラブ選手権大会の東京都予選も兼ねており、優勝した全府中は来月、関東選手権大会の1回戦へと駒を進める。
さらなる健闘、そして永野投手をはじめとする選手たちの活躍を期待しています!

試合が終わったら両チーム整列して一礼
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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