ソフトバンクが強いのか、巨人が弱いのか😢⚾️

四回にきて崩れた巨人・赤星(打者はソフトバンク・グラシアル)

ソフトバンクはコロナ禍以降、最も縁遠くなっていたチームのひとつである。
福岡への出張もままならず、宮崎キャンプも人数制限があるために取材できず、その上にヘッドコーチだった達川光男さんが退団してから記事にすることが極端に減った、という事情も個人的には大きい。

というわけで、ソフトバンクの試合を最初から最後まできちんと見たのは、日本シリーズで初戦から4連勝した2020年の日本シリーズ以来2年ぶり。
あの時もきょうも、大敗を喫したのはどちらも巨人でした。

序盤は1カ月ぶりに一軍に復帰したドラフト3位新人・赤星がまずまずの好投。
三回まで無安打1四球に抑えて、この調子なら五回までは試合をつくれるんじゃないかと思ったけれど、やっぱりホークス打線は甘くなかった。

四回は単打を連ねられて無死一・二塁のピンチを招き、中村晃と柳町の2連続タイムリーで3失点。
五回は自らの野選、四球もからんで1死満塁とされ、柳田に左中間へ走者一掃の適時二塁打を浴びて計6失点となり、ここでノックアウトである。

ソフトバンク・東浜も序盤はよかったが(打者は巨人・丸)

一方、こちらもきょう見ておきたかったソフトバンク・東浜も、出来のいいピッチングではなかった。
赤星同様、三回までは1安打無失点と好投していたけれど、四回以降、本塁打を3本も被弾。

それも、六回に浴びたウォーカーの一発はともかく、四回に吉川尚、七回に増田陸と、非力な打者にスタンドまで運ばれていたのはいただけない。
ちなみに、吉川尚、増田陸ともに、ホームランは今季2本目。

それでも、東浜はリーグトップに並ぶ5勝目をマーク。
試合後のヒーローインタビューでは、「ホームランを3本打たれているので、個人的には反省するところの多い試合でしたが、野手の方々にたくさん点を取っていただいて、チームが勝つことができてよかっです」と殊勝に語っていました。

ただ、正直なところ、その打線にも2年前ほどの迫力は感じられなかった。
柳田(34)、中村晃(33)がフル出場の難しい年齢にさしかかり、松田(39)、デスパイネ(35)もレギュラーの務まる状態ではなくなっている。

一時、期待されていた周東(26)は控えで、上林(26)、栗原(25)は故障でリハビリ中。
久しぶりに会った鷹番記者も「いやあ、すっかり弱くなりましたよ」と苦笑いを浮かべていました。

しかし、そういうチーム状態にありながら、ソフトバンクはパ・リーグでも交流戦でも首位。
きょうの勝利で、旧南海、ダイエー時代を含めて、通算5500勝を達成しているのだから、やっぱり強いんだろうなあ。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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