【きょう12日発売】東京スポーツ『赤ペン!!』391

日曜の完全試合達成以来、プロ野球界はロッテの〝令和の怪物〟佐々木朗希の話題一色である。
しかし、朗希と同級生のセンバツ優勝投手、同じ2019年のドラフト1位で中日入りした石川昂弥も負けてはいません。

竜の新4番候補と言われて3年目、立浪監督は連日石川昂を7番・サードでスタメン起用。
石川昂も指揮官の期待に応え、5日のヤクルト戦で待望のプロ1号本塁打を放った。

キャンプ、オープン戦までは試行錯誤を重ねていたこともあって、いまひとつ石川昂らしい強い打球が飛ばず。
父・尋貴さん(50)が折に触れて、LINEで励ましのメッセージを送っていた。

「打撃の技術的なことは私にはわからないし、口を出せることでもありません。
ただ、メンタルの状態は表情を見ていればわかりますから、いい顔してないなと思ったらLINEしています」

もっと前を向け、自分らしい打撃をしろ。
そういう思いを込めて、石川昂の弟・瑛貴さんの動画を送ったことがある。

瑛貴さんは、石川昂、父・尋貴さんと同じ東邦で野球をやっている2年生の捕手。
兄と同じ将来を嘱望されている存在なのだが…この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日朝の九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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