徒歩🚶‍♂️で運転免許🚗の更新に行く

正面玄関が裏口のようになっている神田免許センター

しばらく自転車に乗っていないと、どうしても運動不足になるため、所用や買い物で出かけるときは、なるべく歩く距離を長くするよう心がけています。
先週土曜、北の丸公園の科学技術館で開催されたハンドメイドバイシクル展を見にいったときも、自宅から片道2.1㎞の道程をテクテク歩いて、この日の総歩行距離は7.471㎞(計測は歩数計アプリによる)。

きょうはちょうど誕生日(2月24日)の1カ月前で、運転免許の更新手続きを始められる日に当たっていたので、また自宅から神田の運転免許更新センターまで、片道3.1㎞を約40分のウォーキング。
帰途、食材や洗剤の買い物などで寄り道したら、総歩行距離は11.199㎞に上り、なかなかいい運動になりました。

僕は大学卒業時に運転免許を取得して以来、無事故無違反。
その上、運転自体をしなくなってかなりの年月が経ち、ずっと優良ドライバーのゴールド免許のままで、30分間の講習を入れても正味1時間弱で更新手続きが終わった。

それなら慌てて更新に行かなくてもよかったんじゃないか、と言われそうだけど、期限は3月24日だからまだいいや、と思っていたら、もうトシなのでうっかり手続きを失念しかねない。
先週土曜に散髪に行き、髪を染めたばかりだったこともあって、新しい免許用の写真を少しでもイイ男に見えるよう撮ってもらうならいまのうちだ、というオッサンらしからぬ思惑もありました(まあ、出来上がりはやっぱり単なるオッサンだったけど)。

5年前とは違い、コロナ禍の現在はここでも様々な感染対策が取られており、視覚検査のコーナーではこれまでのように「上」「右」などと声で回答するのではなく、左手の指で方向を指すように指示された。
講習の内容もいろいろ様変わりしていて、5年前や10年前は自転車の事故が多かったことから、ビデオと口頭で安全な自転車の乗り方を指導されたけれど、今回は自転車関連の話はまったくなく、代わってあおり運転に対する厳罰化、飲酒運転による死傷事故に対する量刑など、法改正についての説明に時間が割かれていました。

次回の更新は2027年で、僕はもう64歳になっている。
そのトシになってまでまた車を運転することはないだろうから、僕にとっての免許はID(身分証明書)代わり以上の意味は持たない。

そのころ、マイナンバーカードが免許証並みのIDとして使えるようになっていれば、更新せずに返納するかもしれませんね。
いや、マイナンバーカードもあと5年ぐらいじゃ、免許証ほどの認知度や信頼性は得られないかな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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