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「今年の日本シリーズは久々にセがパのチームに勝てるんじゃないか」

セ・リーグの優勝争いが大詰めを迎えている中で、下位球団からそんな〝期待〟の声が聞かれる。
とくに、最も勢いがあり、ここにきて安定した戦いぶりを見せているヤクルトを推す声が非常に高い。

日本シリーズは2013年以降、8年連続でパが勝っており、うち6回をソフトバンクが制覇。
が、今季はオリックス、ロッテ、楽天のどこかがCSを突破してシリーズ進出しそうな見通しだ。

オリックスなら実に25年ぶりで、ロッテなら11年ぶり、楽天でも8年ぶりだ。
ヤクルトがシリーズに出れば15年以来6年ぶりで、短期決戦の経験値はヤクルトが上。

しかも「15年のチームに比べると、今年は確実に強くなった」と、某ヤクルトOBは強調する。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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