損をしたくないならインターネットバンキング📱💶💴

メインバンクの応接室

これからは、というより、すでにいまや、預貯金の管理・運用もインターネットを使えるかどうかで結構な差が出てくる時代になっているようだ。
最初にそれを痛感したのは、いまさらながら、割と最近、賃貸マンションの家賃をはじめ、種々の振込をATMからネットバンキングに切り替えたとき。

他行の口座に入金する場合、ATMでは必ず引き落とされていた数百円の振込手数料が、ネットでは毎回0円で済んでしまう(※普通口座の預金額による)。
ということを知らずにいつもATMに足を運び、振込をするたびに取られていた手数料を合算したら、これまでの〝損失〟は果たしていくらに上るのか、数万、いや、数十万に達するのではないかと考えると、悔しくて歯痒くて夜も眠れない、というのは大袈裟ですが。

きのうもきのうで、ネットのメリットを改めて認識させられる出来事があった。
20年ほど寝かせたままだったユーロ定期預金にそれなりのプラスが出ているため、メインバンクの担当者の勧めもあり、いまのうちにいったん円転(円預金に戻すこと)しようと判断。

その際、これまでなら窓口手続きでユーロ定期預金を解約し、円換算して円普通預金に移すところを、今回はネットでユーロ普通預金の口座を新たに開設し、そこを経由して円転するよう担当者にアドバイスされた。
窓口手続きだとその日の午前10時半の為替レートで換金されると決まっているが、ネットの外貨口座には手続き時刻のリアルなレートが反映される上、ネット上のユーロ普通から円普通に戻せば手数料が格段に安くつきますから、と。

実際、今回は1ユーロ=131円70銭の時点で円転することにしたのだが、これにかかる手数料が窓口だと1ユーロにつき1円25銭なのに引き換え、ネットでは僅か50銭。
この条件で、数万ユーロの預金を数百万円に換金したところ、ネットは窓口に比べて数万円の得になる、という数字を実際に目の前で見せられて、なるほど、こんなに違うのか、と実感したわけです。

もはや、年寄りなのでネットは使えない、アナログ世代だからデジタルは苦手、などと言っていたら、せっかく貯めたおカネが財布の綻びからポロポロとこぼれ落ちるような時代になっている。
まあ、そんなことを心配しなくていいぐらい、仕事で稼ぐことができれば、それが一番なのですが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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