「伝統の一戦」2000試合目の夜、裏番組に出演していた巨人OBとは⚾️😅

きょうの午後、新荒川大橋のたもとにて

きのう、旧知の巨人OBから突然、TBS『炎の体育会TV』のYouTube公式チャンネルのURLがLINEで送られてきた。
いつもなら自分がYouTubeやテレビの番組に出るお知らせの場合、「ぜひご覧ください」というメッセージを付けてくるんですが、今回はURLのみ。

ところが、そのYouTubeチャンネルを見ても、当の巨人OBが出てこない。
しかし、こうしてURLを送ってきたのは、「観てください」「観ろ」「観ないとただではおかない」ということであって、彼がどこかで出てくるか、何らかの形で必ず番組に関わっているはず。

ただ、きのうの『炎の体育会TV』は放送時間帯が夜7〜9時で、NHK総合で中継していた「伝統の一戦」巨人−阪神戦2000試合目の裏番組だったんですよね。
だから、まず巨人−阪神戦を観戦し、試合終了後に録画しておいた『炎の体育会TV』をチェック。

そうしたら、番組の後半、投手を務める山田裕貴、ティモンディ高岸が対戦する打者として、マスクドレッド、マスクドブルーという2人の元プロ選手が登場。
一応、正体は不明ということになっていたけど、レッドはセ・パ両リーグで本塁打王を2回したスラッガー、というのがヒントで、体型と過去の動画でモロバレでしたね。

で、もうひとりのブルーがLINEでメッセージをくれた巨人OB。
正体のヒントは、現役時代に「ある世界記録」を達成、長嶋監督時代に優勝した1994年にチーム最高打率を記録、私生活では6人の子沢山…って、こちらもほとんど、川相昌弘氏だとバラしているようなもんだろっ!

なかなか手の込んだ撮影でしたね、あのマスクは相当暑かったんじゃないの?
と、感想のメッセージを送ったら、川相氏はほんのちょっぴり苦労話をもらしたあと、「何とか番組になってよかったですよ」とのことでした。

で、一夜明けた今朝、購読している日刊スポーツを広げたら、2〜3面できのうの巨人−阪神、伝統の一戦の2000試合目を大きく報じている。
その2面の右上に「巨人−阪神戦部門別10傑」というランキングがあり、両チームを合わせた「出場試合数」で川相選手は363試合で10位、巨人だけなら6位!

ちなみに、阪神戦の出場試合数で川相を上回っている巨人選手は、1位王貞治(572)、2位柴田勲(446)、3位長嶋茂雄(439)、4位阿部慎之助(393)、5位森昌彦(378)。
こういう錚々たる顔ぶれに次ぐ実績を残している川相氏ほどの巨人OBが、よりにもよってと言おうか、伝統の一戦2000試合目のテレビ中継の裏番組に出演していたわけです。

しかし、僕が川相氏と初めて知り合ったころの現役時代を振り返れば、職人技や地道な努力ばかりではなく、こういう他の野球人には表現し得ないような〝意外性〟こそが彼の最大の持ち味だった、と僕は思う。
今年の阪神キャンプでの臨時コーチにしても、そういう川相氏でなければ、依頼や交渉の段階から成立し得なかったんじゃないか。

その阪神は、2000試合目こそ巨人に勝ちを譲ったけれど、今週末の3連戦は2勝1敗と勝ち越し、首位を堅持して、巨人とのゲーム差を4.5に広げた。
さて、ここから巨人の原監督がどのような逆襲の一手を打ってくるか。

と、そんなことを考えながらタラタラと走った本日のサイクリングは52.9㎞。
午前中のにわか雨で一度はやめようかと思ったけど、すぐにやんで陽が差したので、よし、いまだ! とばかり、そそくさと出走。

ランチは例によって、新小岩の〈蕎麦処 大場〉で牛鍋定食850円。
これを食べている最中、雨の降りが強くなったとき、昔馴染みの仲居さんが店の前に止めておいたロードバイクのサドルにレジ袋をかぶせてくれました。

これはうれしかったね。
孤独な自転車乗りは、こんなちょっとした気遣いに感動するものなのです。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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