コロナも長いが、野球も長い🦠⚾️🕥

午後1時半ごろ、横浜スタジアムに来てみたら、きょうもヤクルト・川端が車の運転席で待機していた。
きのうは私服姿だったのに、きょうはチームの練習着を着ていたので、いったん球場に入ったのかもしれない。

川端はきのうも青木、内川らとともに駐車場で車中待機。
青木、内川らが新型コロナウイルスの感染者・西田の濃厚接触者と特定された中、ひとりだけ球場に戻り、ベンチ入りしていたが、一夜明けたきょう、保健所から濃厚接触者と通達され、登録抹消が決まった。

川端にも青木、内川と同様、〝時限立法〟特例2021が適用され、13日まで自宅待機となる。
自粛生活が長引いて国民全体にストレスが溜まっている折、これ以上感染が広がらないことを祈るばかりだ。

牧(左)にボールを投げる永池コーチ(右)

試合前、スタンドでの練習を見ていたら、絶好調のドラフト2位新人・牧に、永池内野守備走塁コーチがマンツーマンで守備の指導をしていた。
至近距離で向き合い、ボールをほとんど同時に2個投げて、素手で捕らせている(上の画像)。

永池コーチとは旧知の間柄なので、練習の意図や牧への評価を聞いてみたいが、今回の3連戦ではフェンス越しに挨拶程度のやり取りをしただけ。
ちなみに、「元気ですか?」と僕が聞いたら、「元気はあるんですよ」という返事が返ってきた。

現在、われわれ報道関係者はグラウンドに下りることができず、個別取材が禁じられているため、これ以上の会話は交わせない。
こういうところにも長期化したコロナ禍の影響が及んでいる。

試合開始後、1時間35分もたってからやっと三回裏へ突入

コロナ禍とは直接関係ないけれど、きょうは試合も長かった!
そもそもの原因は両チームの先発投手、DeNA・上茶谷、ヤクルト・山野(ドラフト2位新人)で、どちらも立ち上がりから大乱調。

上茶谷が2回を1本塁打を含む5安打3四球5失点で降板すれば、リードをもらった山野は1回3分の1を5安打3四死球7失点でノックアウト。
ボクシングで言う「ノーガードの打ち合い」が延々と続き、スコア9-6でDeNAが3点をリードした三回表終了時には、試合開始からもう1時間半以上もたっていた。

両チームともに出てくる投手の制球が定まらず、決め球がないからファウルで粘られ、我慢しきれず四球でピンチを広げると、カウントを稼ごうとして甘くなった球を痛打される、というパターンの繰り返し。
しかも今季の場合、やはり〝時限立法〟で9回打ち切りとなったため、DeNA・三浦、ヤクルト・高津両監督とも、状況が不利になるたびに次から次へと投手交代に走る。

何だか、こういうことばかりやっているから野球の試合は長くなるのだ、という見本のような試合だった。
おまけに、3時間半を要してやっと達した七回表、DeNAがまたもや継投に失敗し、4点のリードを吐き出して11-11の同点に追いつかれてしまった。

それでも応援してくれるファンはありがたい

試合は結局、11-11のまま引き分けとなり、終了したのは夜10時5分。
しかし、4時間20分という実際の時間以上に、長く長く感じられた試合だった。

12球団で唯一勝ち星のない三浦監督は、試合後のテレビインタビューで「守り切らなきゃいけないところ(七回)で追いつかれてしまったのが痛い」と反省の弁。
「何とか、もう少しミスを減らして、勝てるようにやっていくだけです」という横顔には、悲壮感すら漂っているように見えた。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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