【きょう23日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』309

新アイキャッチ画像④2004年、伊豆大島のジャングル・ダウンヒルを下るA先生

今回のネタは12球団一遅く決定した開幕投手、浜口遥大です。
すでに11球団が発表を済ませていた中、20日の出陣式イベントまで名前を明かせないため、粘りに粘ったDeNA・三浦監督の〝開幕投手隠し〟は傑作だった。

エース格の今永、東が手術明けで間に合わないため、いったい誰が開幕投手に選ばれるのか、ファンもマスコミもキャンプ中から興味津々。
オープン戦中、再三報道陣の質問責めにあいながらもノラリクラリとかわして口にチャック。

驚いたのは、ついに「浜口が一歩リード」と認めた6日の試合後。
こう続けて煙に巻いたのだ。

「浜口だけではありません。
平良ももちろん候補だし、京山にも魅力を感じますし、上茶谷も入江もいますし、阪口の可能性もゼロではないです」

じゃあ、一軍先発投手の全員じゃないかーっ!
ドラフト1位ルーキー・入江まではともかく、4年目で未勝利の阪口まで候補に入れてくるとは思わなかった。

そんな中、5年目で初の開幕投手に抜擢されたのが浜口。
27日には日本球界を代表するエース、巨人・菅野と投げ合う。

両者の力量の差は如何ともし難い、というのが大方の見方だろう。
が、…この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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