【きょう19日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』290

先週金曜から今週金曜まで『球界平成裏面史/広島カープ編』の連載が続いていたため、今週の『赤ペン‼︎』はきょう土曜掲載となりました。
例によって、朝刊九スポには明日掲載の予定で、東スポWebへの転載はいつになるのか、A先生にはわかりません。

今回の話題は巨人OB・川相昌弘氏の阪神臨時コーチ就任。
現役時代には通算533個の犠打世界記録(中日時代を含む)を作り、引退後は二・三軍の監督から一軍のヘッドコーチや監督代行まで歴任した人物が、伝統のライバル球団で守備やバントの指導を行うことになった。

阪神はチーム失策数が今年85個、昨年102個、一昨年89個と3年連続リーグ最悪を記録。
久慈、藤本、筒井ら一軍守備コーチが留任した中で、新たな指導者の招へいを望む声もあがっていた。

そういう意味では、これ以上はないうってつけの人選と言えるけれど、何かとややこしいことの多い球団だけに、果たしてうまくいくのかどうか。
と、少々心配していたとき、阪神にはかねてから川相氏を高く評価している人物がフロントの要職を務めていることを思い出しました。

興味のある方は是非御一読ください!
なお、来週の『赤ペン‼︎』は通常の火曜に掲載されている予定です。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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