【きょう10日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』285

パ・リーグ はきのうで全日程を終了し、台風の目と期待された楽天は4位に終わりました。
で、就任1年目にもかかわらず、三木監督の去就が微妙になっている。

しかし、ここは当初の2年契約の通り、来年もチャンスを与えるべきじゃないか。
三木監督は開幕前から、何度もこう強調していた。

「どんなに打てる打者でも7割は失敗する。
その7割の凡打やアウトを、いかに得点に結びつけるかが重要だという意識を徹底させたいんです」

こういう緻密な考えを持つ監督が、自分の野球をチームに浸透させるには時間がかかるものだ。
三木監督の師に当たる野村克也氏ですら、ヤクルトを優勝させるには3年かかったんですからね。

そもそも、僕が三木監督の野球観を直接聞いたのは、ヤクルトが14年ぶりに優勝した2015年、作戦兼内野守備コーチだったころ。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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