砂かぶり記者席から秋の野球を眺める⚾️

DeNAの試合前打撃練習、梶谷(中央)がティー打撃をしている

本日東スポ掲載のコラム『赤ペン!!』、及び当ウェブサイトのWorksにも書いたように、きょうから3日間、ヤクルト-DeNA戦の取材で神宮球場に通います。
巨人-広島戦をやっている東京ドームに行かなくていいのか、と言われそうですが、何度も説明しているように、人数制限のおかげで記者席に入れないのだから仕方がない。

その代わりというわけではないけれど、今回は3日連続、記者席の最前列で試合と練習を見ることができる。
過去のBlogにもきょうの『赤ペン!!』にも書いている通り、今年も残り試合が少なくなってきたことだし、12球団一グラウンドに近い〝砂かぶり記者席〟からの眺めを楽しむことにしたい。

ただ、この記者席には最前列だけの特別ルールがあって、イニングの合間に必ずフィルムの貼られた窓を開け閉めしなけりゃいけません。
プレー中に閉めておくのは選手の視界の邪魔にならないようにするためで、攻守交代の時間に開けておくのはこまめに換気するため。

球場天ぷら蕎麦550円

試合前、何年ぶり、いや、ひょっとしたら十数年ぶりかで天ぷら蕎麦を買いに行ったら、ポリ容器にフタが付いていた。
これもコロナ対策の一環かな、と思いながら、昔と変わらぬ味を堪能。

試合はヤクルト・高梨、DeNA・大貫の投げ合いとなり、五回まで1-1の同点で両チーム相譲らず。
五回終了時には、私の昔馴染みでもあるスタジアムDJパトリック・ユウさんとつば九郎が、ヤクルトファンを盛り上げようと、お馴染みのパフォーマンスを披露していました。

今年から始まったつば九郎がヘルメットを投げ上げてかぶる「ヘルメットチャレンジ」、きょうは額にリボンを貼りつけて気合の入ったところを見せていたけど、あえなく失敗。
以前パトさんに聞いた話では、「実は一度も成功したことがない」そうです。

「ヘルメットチャレンジ」はきょうも失敗

試合はこの後、DeNA打線が爆発して六回に2点、七回には5点を挙げ、8-1とヤクルトを突き放し、ここで事実上勝負あった。
佐野、宮﨑、大和と3本のホームランが効きましたね。

ヒーローインタビューに答える大貫

試合後、ヒーローインタビューに呼ばれたのは、6回を5安打1失点に抑えて9勝目を挙げた先発・大貫。
好投の要因を聞かれて、「初回は点を取られましたが、その後は1球1球丁寧に投げられたのがよかったと思います」。

きょうの観衆は上限14,500人の中、半分にも満たない6,875人。
それでも、「残り試合も少なくなってきましたが、まだ1試合1試合、頑張って戦っていきますので、応援よろしくお願いします」と、この2年目の若者は最後まで前向きに、元気よく話していました。

こういう日々の先に、ベイスターズはもちろん、敗れたスワローズも、日本のプロ野球が本来の元気を取り戻すときが来る。
そう信じたい。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』、WEDGE Infinity『赤坂英一の野球丸』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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