【きょう11日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』271

先週4日のヤクルト戦で、広島カープが2つの「今季初勝利」を挙げました。
1つ目が開幕から5戦全敗だった火曜の初勝利、2つ目が3戦2敗(1雨中止)の神宮での初勝利。

まあ、こんな〝記録〟が話題になること自体が、今季のカープの苦しさの象徴でもある。
というのも、神宮はカープファンにとって、ここ数年、「関東の準本拠地」とも言える球場だからです。

お客さんが5000人までしか入れない今年ですら、三塁側、レフト側は相変わらず赤いユニホーム姿のお客さんがいっぱい。
過去には「ウチのファンはどこにいるんだろうと思っちゃうよ」と漏らしたヤクルトの優勝監督もいた。

しかし、勝てば大喜びでも、負ければ一際激しい野次と罵声を浴びせるのが神宮のカープファン。
「アレには鍛えられましたよ」というカープのコーチもいるんです。

というわけで、今回はカープにまつわる神宮今昔物語。
きょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日(曜日変更あり)の九スポでお楽しみください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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