WEDGE Infinity『赤坂英一の野球丸』178

果たして、夏の甲子園大会を中止した高野連の決断は正しかったのか。
中止決定から約2週間、巷ではいまだに賛否両論が飛び交っている。

吉村洋文・大阪府知事は府庁での定例会見で「僕自身はやってほしかったですね」とコメント。
最近、テレビでお馴染みとなったコロナ・コメンテーターの岡田晴恵・白鴎大教授もウイルス学的には(高校野球の試合は)昼間ですし、UVが強いし、問題ないなって誰もが思うんじゃないか」と発言している。

一方で、甲子園中止を嘆く声を、「単なる野球好きの大人の感傷に過ぎない」と断じる声も世間にはある。
「プロ野球とは縁のないふつうで無名の高校球児にとって、中止は至極当然、むしろ賢明な判断だった」という識者もいる。

しかし、甲子園とは、そういう「ふつうで無名の高校球児」が「特別で有名な野球選手」へと成長できる舞台でもあるのだ。
私が取材した数々の実例を踏まえて、甲子園中止の意味と損失を改めて検証しました。

以下、コチラからアクセスしてお読みください。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る