ステイホーム中にお湯が出なくなった!😖

寄りにもよって、こんなときに、と愚痴らないではいられなかった。
今週火曜から給湯器がイカれてしまい、まったくお湯が出なくなってしまったのである。

我が家は賃貸マンションなので、さっそく階上に住む大家さんにSOSを送ったら、すぐに東京ガスから連絡が来て、明日の朝にでも伺うとのこと。
この迅速な対応は大いにありがたかったが、翌日の水曜、やってきた東ガス・お客様提案部修理グループ(という部署があるのですね)の担当者が給湯器をチェックしてこう言った。

「これは重症です。
給湯器本体とキッチン、お風呂のリモコンをすべて交換しなければなりません」

これには参った。
しかも、給湯器自体の在庫が東ガスにないため、メーカーに問い合わせ、見積もりを出し、その金額を大家さんに諮ってからでなければ作業に取りかかれない、と言い残して、担当者は帰ってしまった。

うわー、何日かかるんだろう。
キッチンや洗面所のお湯はともかく、風呂に入れないのは困る。

一応、近所には歩いて行ける距離に2軒銭湯があり、どちらも通常通り深夜まで営業中。
でも、こういう時節柄、大浴場へ行くのも抵抗があるし…。

と思っていたら、すぐに東ガスの担当者から電話があり、最短で金曜の午前中に交換できることになった、とのこと。
すると、風呂に入れないのは火水木の3日間か。

私、A先生は無類の風呂好きなのですが、この3日間は冷たいシャワーで済ませるしかない。
とはいえ、気温が17〜18℃まで下がる日没後、いつものように夕食の前にそんなことをしていたら風邪をひく、下手をしたら新型コロナ系肺炎を起こす可能性もゼロではない。

そこで、この3日間は自粛を緩め、日中の外出時間を延ばし、3密のない状況で、できるだけ走ったり、自転車を漕いだりして汗をかいた。
こうして十分身体を温めた夕方、えいやっ! という裂帛の気合とともに水のシャワーを浴び、頭と身体を洗っていたのです。

そんな苦労の甲斐あって、きょうの午前中、やっと給湯器の交換が完了。
もちろん、代金はすべて大家さん持ちでした。

これまで19年間使っていた給湯器
きょう交換した給湯器

しかし、ステイホームを励行するのはいいけれど、こんなことが起こると本当に困りますね。
もっと長引くようだったら、銭湯へ行ってただろうなあ、やっぱり。

では、今夜はゆっくりお湯に浸からせていただきます。
風呂上がりはもちろんプシュッとやる予定。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る