東京スポーツ緊急連載『球界平成裏面史』1

これも平成裏面史の一コマ(4日付最終面より)

突然ですが、東スポで本日発行(7日付)の紙面より、緊急連載を始めることになりました。
タイトルからもわかるように、平成時代のプロ野球の追憶を綴った、いわゆる〝振り返りモノ〟。

突然ですが、とは書いたけれど、実はしばらく前から平成時代の検証取材や資料チェックを続けていた。
新型コロナウイルス が感染拡大、シーズンの開幕が延期となったころ、こういう企画の準備を進めておいたほうがいいと思って。

しかし、東スポが創刊60周年を迎えた今年、プロ野球が史上初めて開催の危機に陥る(と言ってももう差し支えないと思う)とは想像もしなかった。
そういう前代未聞の年に連載原稿を書くことになったのは、ある意味、まことに光栄なことであります。

いまのところ、連載期間は未定。
ぼくは平成元年(1989年)の1年前、昭和63年(88年)からこの仕事をしていて、令和2年の今年まで現場で取材を続けているから、平成の話題ならいまだに書いてないネタもいっぱいある。

でも、正直なところ、1日も早くコロナ危機が終息し、今年のペナントレースが始まって、緊急連載が緊急中断! となるのに越したことはない。
その日が来るまで、精一杯、この連載原稿に取り組みたいと思います。

なお、この連載スタートに伴い、毎週火曜掲載だったコラム『赤ペン‼︎』は金曜か土曜の紙面に引っ越し、となります。
どちらの曜日に掲載されるかは、そのときの情勢次第で、私にもデスクのMさんやIさんやKさんにも予測がつきません。

しかし、まあ、この予測不能な紙面を60年間作り続けてきたのが東スポ。
きょうから改めてよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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