外出自粛要請の中、医師の助言は

拙宅の近所、神楽坂の居酒屋にはこんな貼り紙が

今週水曜(1日)、2週間置きに通っているスポーツマッサージ療院で、担当トレーナーのSさんにゾッとしない話を聞いた。
もし東京、及び首都圏の近県に緊急事態宣言が出されたら、大手のマッサージや鍼灸治療院なども休業せざるを得ないだろう、というのである。

これは困る、非常に困る。
私は生来、身体が硬く、執筆の仕事が立て込むと、肩コリコリ、背中バリバリになってしまい、月に2回はSさんの〝パワーマッサージ&ストレッチ〟を受けなければならないからだ。

きょうは2カ月に一度の定期検診のため、朝から慈恵医大附属病院へ。
血液検査は何も食べずに採血されたほうが正確な数値が出るため、検査開始時刻の朝8時に合わせて早くから自宅を出た。

そうしたら、東京メトロ東西線(神楽坂〜大手町)、都営三田線(大手町〜御成門)が、いままでとは打って変わって空いていることにびっくり。
余裕で座れるほどではないのですが、立っていても周りを気にせず新聞を広げられるほど。

この時間帯、とくに三田線・大手町〜御成門は通常ならぎゅうぎゅう詰め。
それがこんなにスカスカになっているということは、企業の時間差通勤や自宅でのテレワークが浸透しているということなんでしょうね。

外来入口は1カ所に限定され、アルコール消毒が義務化

こうしてやってきた慈恵医大の外来もガラガラ。
土日を控えた金曜、こういう大手病院の外来は患者で立て込むもので、小一時間待たされることも珍しくないんですが、これもコロナ禍の影響だろうな。

ただし、いままでとは違い、いくつかあった出入口が職員専用とされ、外来の出入口が1カ所に限定されていたのには困った。
朝食などの用事で出たり入ったりするたびにアルコール消毒をして、診察の受付では検温もしなければならない。

でも、診察自体は珍しく定刻通り9時半に受けられたから良しとするか。
先週の脳下垂体のMRI検査は異状なし、きょうの血液検査でもコレステロールの数値は正常、と言われてとりあえずホッ。

いつものことなのだが、今後は食事や酒を控え、サイクリングのような運動量を増やすよう、医者には言われた。
というわけで、明日はまた汗をかきたいな、と思っています。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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