神宮はアツイよ

夏空の下、午後2時からヤクルトのウォーミングアップ開始。体感温度は40℃近く?

学校が夏休みに入った途端、本格的な夏がやってきた。
暑い熱いアツイ夏が。

きょうは朝10時から神宮で西東京大会の決勝が行われ、関東第一が小山台をくだして3年ぶり8度目の甲子園進出決定。
私も取材したことのある米沢監督が晴れ舞台でどのような采配をふるうのか、甲子園での楽しみがひとつ増えました。

この決勝が12時半過ぎに終わったあと、すぐさま球場職員によるグラウンド整備がスタート。
午後2時にヤクルトのウォーミングアップが始まった。

石井琢打撃コーチのことだから、その前に早出練習をしてるんじゃないかと思って室内練習場を覗いてみたら、人っ子ひとりいない。
この時期は練習も短めになってるんですね。

なにしろ、夏の神宮はとくに暑い。
都心部にあって人工芝だから、暑熱の照り返しが凄まじく、体感温度は恐らく最高気温33℃の5〜10℃増しでしょう(当社比)。

夕方になれば気温も下がるし、風も吹くから、多少はしのぎやすくなる。
が、ナイターのヤクルト−広島を見るこの球場の記者席がまた暑いんだよ。

ここの記者席はグラウンドレベルから試合を見られるよう、半地下につくられていて、グラウンドの人工芝に溜まった地熱が直接伝わってくる。
この暑さのせいで、背後のエアコンの冷気がほとんど感じられないのです。

おかげで、ここの記者席は座っているだけで汗をかき、試合の最中に水や炭酸飲料を飲まないではいられない。
で、今夜も記者席の自販機で買ったキリンレモンをグビグビ。

そしたら、たまたま来ていた東スポのデスクが「チューハイに見えますよ」。
前の席に座っていた別の社の記者も「ハイボールですか」。

いやいや、こういうクソ暑い日こそ、試合でも取材でもじっと我慢して耐え忍ばなければなりません。
そういう姿勢を貫いてこそ、帰宅してから風呂に浸かって汗を流したあと、プシュッ、ゴキュゴキュゴキュ、とやるときの至福感が高まるのです。

いや、それ以前にだな、大体、記者席で酒を飲むなんて非常識なマネなんかできるわけないだろっ!!
と、そういう冗談が飛び交うほど、神宮はアツかった、という一席でした。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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