田代さんと小川さん

ヤクルトの練習中、DeNA・田代チーフ打撃コーチがヤクルト・小川監督に歩み寄ってしばらく談笑

今朝も8時からのTBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』出演後、メールやSNSで多数のご意見、ご感想をいただきました。
12分28秒の終了間際、アドリブでシェービングクリームのネタを突っ込んだところ、森本さんの爆笑を買い、このやり取りがリスナーの方々にもウケたようです。

このネタは当初、放送台本にはなく、プロデューサーのKさんと話しているうちにふと思い出したもの。
生放送のトークはこういう直前の準備や偶然の要素に左右される部分が多い。

そこが原稿書きの仕事と決定的に違うところで、成功も失敗も最初の予定通りにいった試しがない。
最近は放送業界の知人友人にもよく聴いてもらい、お褒めの言葉を頂く機会も増えましたが、私本人はまだまだ試行錯誤を続けている最中です。

さて、午後からは神宮球場でヤクルト-DeNA戦を取材。
今年は拙著『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』(講談社)の主人公・田代さんがチーフ打撃コーチとして古巣に復帰を果たしたシーズンでもあり、ベイスターズの試合にはなるべく足を運ぶようにしている。

その田代さんがグラウンドに現れるや、さっそく自ら歩み寄ったのがヤクルト・小川監督。
『最後のクジラ』にもチラリと書きましたが、このふたり、イースタン・リーグではともに二軍監督として何度も対戦した間柄なのです。

田代さんは小川さんの〝攻めの采配〟を高く評価しており、野球観にも相通ずるものがあるらしい。
いずれはこの両者が一軍の監督同士として対決する試合が見たいものだ、と言ってはラミレス監督に失礼かな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る