WEDGE Infinity『赤坂英一の野球丸』152

今週末の12日日曜、いよいよ大相撲5月場所が初日を迎えます。
一番の注目は何と言っても、新大関で〝令和初の綱取り〟が期待される貴景勝。

その一方、出場するかどうか、出場しても最後までもつかどうか、気になるのが横綱・白鵬。
先場所は久々に盤石の強さを見せて優勝したものの、千秋楽のインタビューで三本締めを行い、相撲協会からけん責処分を受ける羽目に。

この〝事件〟、一般のファンが考えている以上に親方衆から深刻かつ重大な反発を招いている。
白鵬が引退後に取得を目指している「一代年寄」を廃止してはどうか、という声が沸き上がっている、というのだから。

個人的には聞き捨てならない話です。
10年前、モンゴルのウランバートルにある白鵬の自宅まで足を運び、将来の日本国籍取得についてインタビューした私としては。

ちなみに、このタイトルカットの写真は当時、ウランバートル郊外の「ザイサンの丘」で撮影したスナップ。
このころのA先生はいまより痩せてたなー…いや、そんなことは記事の内容とは関係ないけどね。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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