カープ小園、初実戦は3タコ2三振

あっ! という小園の声が聞こえてきそうだった第1打席の見逃し三振

沖縄キャンプ取材3日目はやっとこさの広島カープ!
きょうは午後1時から韓国プロ野球・起亜タイガースとの練習試合で、見どころがいっぱいでした。

投手陣では今季復活が期待される床田や矢崎(旧姓:加藤)、もう一皮剥けてほしい中村佑や新人の菊池保が登板。
野手陣では前巨人の長野、ドラフト1位新人・小園が初実戦、初打席と、取材したい人が多過ぎて困るほど。

そんな中、ひとりだけBlogネタに取り上げるとすれば、やっぱり黄金ルーキーの小園かな。
プロ初ヒットこそ出なかったけれど、その凡退の仕方が印象的だった。

なにしろ、第1打席は1球もバットを振らずに3球連続見逃して3球三振。
その瞬間、腰を引いて固まっていた姿が初々しい。

第2打席の空振り三振はなかなか豪快

雪辱を期した第2打席は空振り三振で、第1打席の悔しさを晴らさんばかりに思い切り振っていた。
思わず、「こうなったら、第3打席も攻めていって三振してほしいですね」という感想を漏らしたのは某テレビ局のアナウンサー。

その第3打席は結果をほしがったのか、当てにいって一ゴロだったのはちと残念。
それでも、「いいんじゃないですか。いまは打席でいろんな経験をして、ひとつでも多くのことを感じ取ってくれれば」と、首脳陣の評価は非常に前向きでした。

床田や中村佑の投球についても書きたいけど、これは仕事の原稿に回しましょう。
それではまた明日!(^_^)v

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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