『カルロス・ゴーン 数奇な人生』(Netflix)😉

Fugitive: The Curious Case of Carlos Ghosn
95分 2022年 アメリカ=Netflix

ルノー、日産、三菱自動車を束ねるアライアンスの社長兼CEOとして辣腕を振るいながら、特別背任の容疑で逮捕され、拘留中にレバノンへ国外逃亡したカルロス・ゴーンのドキュメンタリー。
2018年に事件が発覚してから4年、当時日産のCEOだった西川廣人、ゴーンにインタビューした安藤優子らがゴーンと事件について興味深いエピソードを語っている。

絶頂期のゴーンが巨額の社費を投じ、ベルサイユ宮殿を貸し切りにして自分の還暦祝いのパーティーを開いていたことは初めて知った。
ルノーでは時間外労働を社員に強要し、短期間に3人も自殺者を出しているなど、改めて想像以上の独裁者だったことがよくわかる。

しかし、ゴーン本人には出演を拒否され、肝心のレバノンへの逃亡劇を再現ドラマで処理しているあたりはやはり食い足りない。
そう言えば、一連の経緯はハリウッドで映画化されるという話も持ち上がっていたけど、その後とんと噂を聞きませんね。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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