宮崎の巨人二軍キャンプを覗いてみると⚾

ひむかスタジアムでのフリー打撃 右から2人目の背中が石井琢朗二軍監督

今年の2月はキャンプに一度も行けずに終わるのか
…と思っていたんですが、一念発起、2泊3日の短期間ながら、きょう26日、急遽宮崎へ飛ぶことにしました。

本当は里へ帰り、施設に入所中の母親のそばにいるつもりだったんだけど、広島全県にインフルエンザ警報が発令されてからずっと面会禁止。
侍ジャパンの宮崎合宿が終わったこの時期ならホテル代も安く上がるし、昨年は行けなかった宮崎で2年ぶりに美味しいものでも食べたいし。

午後12時50分着のANA605便で宮崎に着くと、早速タクシーで宮崎総合運動公園のひむかスタジアムへ。
サンマリンスタジアムを使っていた一軍が沖縄に移動し、侍の合宿とオープン戦も終わったから、今度は二軍がサンマリンで練習するんじゃないか、と思ったらひむかのまま。

宮崎では25日からパ・リーグ3球団と韓国プロ野球2球団が宮崎市と都城市で練習試合を行う〈球春みやざきベースボールゲームズ〉が開催中。
きょうはサンマリンスタジアムで韓国の斗山ベアーズ-ロッテジャイアンツ戦が行われていると、タクシーの運転手さんに聞いて初めて知りました。

ひむかのスタンドに上がってみると、ちょうどファームの選手たちがフリー打撃、ロングティー、バント練習などをしているところ。
新任の石井琢朗二軍監督はスポ根式、スパルタ式の厳しい指導方針で目一杯鍛え上げるのではないか、とキャンプ前はもっぱらだった。

しかし、実際に見に来てみると、「若手たちが目の色を変え、反吐を吐き、立ち上がれなくなるまで猛練習に打ち込んでいた」と書きたくなるような光景は皆無。
選手はみんな黙々と、しっかりと、地に足を着けて、個々の課題に取り組んでいるように見えました。

まあ、きょうは午後から雨が降り、2時前にはひむかから木の花ドームへ移動しなきゃならなかったから、選手を追い込むのに適したコンディションでなかったのも確か。
石井監督流のファーム改革が本格化するのはこれからでしょう。

それはそれとして、選手がみんな背番号も背ネームない練習着なので、誰が誰やらわからないのはちょっと困る。
ファンに対しても不親切だし、将来ある若手をアピールするためにも、もう一工夫あってもいいんじゃないかと思いました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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