球春到来!なんですが…⚾

写真は合成です

きょう2月1日、プロ野球は12球団が一斉にキャンプイン。
九州や沖縄のあちこちで球界やマスコミの関係者の方々が「おめでとうございます、今年もよろしくお願いします」と挨拶を交わしています。

そうした中、僕は3年前に亡父から相続した竹原市の家でキャンプ初日を迎えました。
1988年にプロ野球の取材を始めて以来、2月1日を里の実家で過ごしたのは初めて。

今のところ、宮崎や沖縄へキャンプの取材に行く予定もありません。
このまま〝全休〟となったら、体調不良で出張できなくなった1995年、2006年に続き、約38年間のスポーツ記者生活で3度目。

ただし、今回キャンプ取材を休むことにした理由は、自分ではなく母親の容態にある。
お母さんは先月半ばに体調を崩し、老健ゆさかの施設から実家に程近い安田病院に入院。

きのうのBlogにも書いた通り、ようやく具合が良くなって、老健に戻ったのが先月30日だった。
母親の退院と再入所に付き添い、事務手続きを行って、老健の施設長でもあるお医者さんに今後の見通しなども聞いていると、とてもキャンプ取材に行くどころではない。

お母さんは昨年と一昨年、僕がキャンプ取材で沖縄に滞在している最中にも体調を崩し、施設から安田に運び込まれ、長期間入院している。
当時は仕事の関係上、すぐにキャンプ地を離れることができず、その間の母親の世話は親戚や施設の関係者に任せきりにしてしまった。

当時、お母さんに電話口で「一日でいいから帰ってきてほしい」と懇願され、答えに窮したことは、今も忘れられない。
もうあんなことは繰り返さないようにしないと、と思っていた最中、今年1月で東スポさんとの契約が終了。

おかげで、初日からキャンプ取材に行く必要がなくなり、母親の世話に専念することができるようになりました。
もし今年もまだ契約が続いていたら、こちらから事情を話してキャンプ取材を休まなければならないところだった。

なお、東スポさんには2010年に原稿を依頼されて以来、約16年間、ひとかたならぬお世話になりました。
僕が野球ファンに忘れられずにここまで来られたのも、毎週毎週、自分の顔写真とプロフィールを掲載してくれた東スポさんのおかげです。

今後は一読者として東スポさんのキャンプ報道を楽しませていただきます。
どうもありがとうございました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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