
昨年1月5日、BS松竹東急(現J:COM BS)で放送されたものを録画し、つい最近、やっと視聴したのでレビューを書き留めておきます。
横溝正史が金田一耕助を初登場させた原作を、芸術映画専門のATGが映像京都と共同製作し、全国に配給した異色作。
原作は昭和初期が舞台となっているが、映画版が製作された時代に合わせて1970年代に変更。
金田一役の中尾彬も、のちの角川映画版の石坂浩二やテレビドラマ版の古谷一行とは違い、デニムの上下にレイバンのサングラスという製作当時のファッションで演じている。
古式ゆかしい屋敷の密室で初夜を過ごしていたはずの新婚夫婦、田村高廣と水原ゆう紀が日本刀で惨殺されるという事件が発生。
金田一と警察は、田村を訪ねてきた3本指の男が怪しいと睨むが、のちに意外な真相が判明する。
という筋立てはよくできており、映画としての見応えもまずまずなのだが、肝心の犯人の動機に納得できるかどうかは観る側次第だろう。
こういうことが殺人につながるという種明かし、原作と同じ昭和初期ならまだ理解できるが、70年代のミステリーとしてはいささか無理があるのではないかと思いました。
オススメ度C。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑